「ウルトラセブン」第8話「狙われた街」に登場する宇宙人、メトロン星人
【ドット絵図案のキャンパスサイズ】16×16px
今でこそタバコの禁煙が文化になりつつあるが、放送当時は人口の半数は喫煙者。
メトロン星人はその盲点を突くかのように地球を侵略してきた。
北川町の安アパートをカモフラージュした基地を拠点にし、一般人に偽装して北川町駅前の自動販売機に地球人の理性と感情を奪って暴れ回る作用を持つ結晶体を仕込んだタバコを補充するといった工作活動を行っていた。
案の定、そのタバコを吸引した人は理性と感情を奪われ、人に危害を加えようとするなどの不審な事件を引き起こす。
メトロン星人は最終的に地球人同士が信頼感を失い、互いに殺し合う事で自ら自滅するのを待って地球を乗っ取ろうとしているのだ。
不審な事件を嗅ぎつけてメトロン星人の拠点に乗り込んだウルトラセブン=モロボシ・ダン。
結局はメトロン星人の計画は阻止され、逃亡しようとするもウルトラセブンの攻撃で死んでしまう。
この物語の最後のナレーションが何とも皮肉です。
「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。
人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。
でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです。
え?何故ですって?
我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」
今も昔も、人類は互いを信頼していませんね。
こんなところをメトロン星人のような宇宙人に嗅ぎつけれれては一溜りもなさそう。(^^;)
メトロン星人って、人類が未来を紡いていく上で最も大切な事とは何かを皮肉を込めて教えてくれているのかもしれませんね。
今回紹介したメトロン星人のドット絵は16×16pxで描きました。
走りながら逃亡する姿が彼らしく描けると思ったのです。
このドット絵のドット絵図案を元にマインクラフトで作っています。
動画を収録してYouTubeにUPしているので、ぜひご覧頂ければと思います。
ドット絵図案は無料です。
個人的に楽しむ範囲でパッチワークやマインクラフト、アイロンビーズでのドット絵制作にご自由にお使いくださいませ。(^^)