
Yahoo!から始まったウェブ検索もディレクトリ型からgoogleなどのロボット検索を経て、今やAIを使った検索へと新たな時代を迎えつつあります。
ただAI検索とはいっても、必ずしも必要な正しい情報が得られるとは限らず、また関連サイトへのアクセスもスムーズに行けるとは限らず、検索結果の満足度が得られると限らず、はむしろAI検索よりもロボット検索や、今や過去のものとなったディレクトリ検索の方が一番良かったのではと思うことがあります。
ディレクトリ検索の方が一番良かったのでは?…なぜなら、人の手によって正しい情報を掲載された極めて信ぴょう性の高い検索スタイルだったから。
インターネット黎明期、1996年から2018年までYahoo!にはカテゴリ検索「Yahoo!カテゴリ」がありました。
Yahoo!カテゴリは、「サーファー」と呼ばれるスタッフが手作業でサイト情報を収集し、「エンターテインメント」「メディアとニュース」などのカテゴリに分類して登録するサービスで、登録されただけでサイトへのアクセス数が100倍ともたらされたものです。
この当時からサイトを運営していた立場からすればYahoo!カテゴリに登録されることは至上命題でした。
「サーファー」に認められる=サイトとしての箔が付く。すなわち一流サイトとして認められるということだったから。
無論、サイトの登録は敷居が高かった。
我がピクセルガローも1998年にサイト開設以来、幾度とYahoo!カテゴリへの登録に挑んだが、その度に門前払いを喰らってきた。
誠に厳しかったなぁ〜😅
なかなか結果が出ないもんだから、やる気を無くした時期もあった。
そんな我がサイトも苦労が報われ、2004年8月にYahoo!カテゴリに掲載されたのです。
(詳細は「サイトの歴史」にて。https://hpgpixer.jp/history/history_1998-04_3.html)
サイト開設から今日に至るサイト史上1番のビッグニュース‼️☺️
それまで1日のサイトへのアクセス数が1桁だったのが100倍以上に跳ね上がったのですから。
このままYahoo!がネット検索の王座に君臨し続けると思ったけれど、サイト数が爆発的に増加する中で人の手による登録を申し込んだサイトの情報収集・登録作業は難しくなり、やがてgoogleのようなロボット検索が主流になり、そしてを2018年3月29日に「一定の役割を終えた」としてYahoo!カテゴリは終了したのです。
確かに当時は人の手では情報収集・登録作業は追えなくなった。登録サイトの登録内容のデータ管理も難しかったと思います。
そういう意味では「一定の役割を終えた」のでしょう。
しかしAIによる産業革命が起ころうとしている今現在ならどうでしょう❓
登録を申し込んだサイトの情報収集・登録作業くらいは人の手でやるかもしれないけど、それ以外の作業はAIに任せれたら、Yahoo!カテゴリの復活もありなんじゃないかと思っています。
LINEヤフーさん、Yahoo!カテゴリ復活させませんか❓
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