普段はHG(ハイグレード)のキットばかり作っています。
RG(リアルグレード)は?
過去にRX-78-2ガンダムやガンダムエクシアは作ったことがありますが、いい思い出よりも苦労と苦難の思い出しかないなぁ〜。
特にRGの最初のキットであるRX-78-2についてはパーツのポロリがあったり、外装パーツの嵌める箇所が少しずれただけでスライドギミックが上手く連動しなかったりしたからなぁ〜。
だから、RGは意識的に避けてきました。
だけど、何となくここへ来てRGを作りたくなってきました。
そこで目をつけたキットがRGシャア専用ズゴックでした。
今度こそは心地よくいい気分で持って組み立てたいと思いました。
アドヴァンスドMSジョイントの扱いに気を使いつつ、説明書通りに足から組み立てて、胴体、腰部、バックパックと組み上げました。
しかし、腕部の段階でやらかしてしまいました。
左腕を組んでいる最中で、前腕部の外部装甲の最終パーツを組む前に肘関節の可動を確認しようとして限界まで曲げた時、「バキッ」という音がしました。
アドヴァンスドMSジョイントの肘関節、正確には肘関節が可動した時に肘の外部装甲がスライドするギミックのパーツ部分が壊れた瞬間でした。
これで一度スライドした肘の外部装甲が肘を真っ直ぐにしても自動的に戻らなくなりました。
か…悲しい…
こういうことがあるからRGは…心が折れそうでした。
しかし、下ばかり向いていられない。最後までやり切らないと。
最終的に組み上げて、説明書通りにリアリスティックデカールを貼って、トップコートを吹いて仕上げました。
アクションポーズは付けているのですが、左肘関節については曲げ具合は8割程度に意識的に留めています。でないと、肘関節を真っ直ぐに戻した時に肘の外部装甲が戻らなくなるから。
RGは巧みなパーツ分割によろリアルなディテールや、肘や膝の外部装甲のスライドギミックなど、高度な技術が満載の1/144の最高位ブランドだけれども、それだけに扱いが繊細で難しい。
最後まで集中を切らさずに細心の注意を払って作業をしなければいけませんね。
その教訓を学ばせてもらった今回のシャア専用ズゴックでした。
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